雪への対策〜暮らしの知恵〜
本日、愛知県名古屋市では初雪が観測されました。あまり雪が降らない地域では、雪が降った時の対処法がわからないという方が大勢いらっしゃいます。
東北地方などの雪がたくさん降る地域の方はどのようにしてうまく積雪と付き合っているのでしょうか?
■雪国のおうちの工夫
雪は大量に降ることで大きくて重たい塊となります。
屋根に降り積もった大量の雪は、放置しておくと家を崩す可能性があります。
その他にも危険はたくさんあるため、雪国の家には様々な工夫が施されています。
[落雪式住宅]
屋根を急な傾斜にすることで、雪が積もってしまう前に屋根から滑り落とさせる方法です。
1階は暗くてもあまり困らない車庫や物置にして、2階に玄関やリビング、3階に個室を作るなど3階建にするのが一般的だそうです。
[融雪式住宅]
屋根の上の雪を溶かすために、温めたり水を撒いたりするのが融雪式住宅です。
放熱式=不凍液や温水、ヒーターで屋根を温める
温風式=室内から暖かい空気を流す
[雪囲い]
家の周りに柱を立てて板などで覆うことで、雪から守ることができることを雪囲いと言います。
屋根から滑り落ちてきた雪や、雪下ろしで捨てた雪によって窓が割れないよう、窓の外には横板を並べ、庭木も雪の重みで折れないように、藁や縄などを使って雪囲いします。
[二重窓]
冷気が窓から入ることで、家の中が寒くなってしまうため、家の中になるべく冷気を入れないように二重窓にしておきます。
ガラスとガラスの間に空気の層ができ、冷気が入り込むことを防ぎます。
[太い柱と厚い壁]
雪の重みで家が押しつぶされないように頑丈にする必要があります。
直径12センチほどある柱を使ったり、柱の本数を増やしたりと、強度を上げ、頑丈な家づくりをおこなっています。
[灯油タンク]
雪国では、暖房が必須アイテムです。
暖房を使用する場合には、大量の灯油が必要になります。
通常のタンクでは足りないので、500リットル近い灯油が入る灯油タンクを家に常備します。灯油タンクはファンヒーターと繋がっているので、給油の手間がかかりません。
豪雪が続く地域では、日頃から対策が必要になります。
様々な工夫を長い歴史の中で編み出されてきました。
「これから寒い地域に住む」という方は是非ご参考下さい^^
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