雪かきしなくていい家!?
大寒波の影響で日本各地で雪が降ってきましたね。
雪が降ることで一番のデメリットは、「積もってしまうこと」です。
雪が積もると何キロもの大きな塊になってしまうため、物を潰してしまったり塞いでしまったりしてしまいます。
そのため、雪かきや雪下ろしが必要になってしまいます。
しかし、雪下ろしや雪かきをしなくてもいい家というものが存在します。
今回は、「無落雪屋根」についてご紹介します!
■無落雪屋根とは?
屋根の上で雪を溶かすことで、落雪の心配や雪の手間が必要なくなる屋根のことです。
急勾配の屋根というわけではなく、屋根部分で雪を溶かしダクトを経由して排水しています。
家の近くに重たい雪を落とすことはないので、小さめな住宅でも使用することができます。
■無落雪屋根の種類
01.スノーダクト方式
屋根の中央部に向けて雪あが流れるように勾配が設置された方式
溶けた雪が中心に向かって流れる「M字上状」の構造になっています。
太陽で溶けた雪が中央ダクトに集められ、ダクトを通して外に排出されます。
*特徴*
・屋根の端に水が流れないことで氷柱が発生しにくい
・中央のダクトにゴミが溜まりやすい
02.フラットルーフ方式
屋根の勾配を水平に近づけることで、落雪を防ぐように設計された方式
ほとんど勾配がついていないことで、降った雪がそのまま屋根に蓄積されます。
少しだけついている勾配が溶けた雪や雨水を屋根先から下に流します。
*特徴*
・メンテナンスがほとんど必要ない
・氷柱ができやすい
03.勾配屋根方式
通常の勾配屋根に雪止めを設置する方式
雪止めを設置することで、自然に雪を落下させます。
*特徴*
・通常に使われる屋根のデザインのままのため、見た目にこだわりたい方にオススメ
・雪止めの許容を超えると、屋根から雪が落ちてしまう
以上のようにたくさんのメリットがある無落雪屋根ですが、屋根にかかる負担が多いので、ドアや窓の歪みをもたらしてしまう可能性があります。
しかし、お家への負担を考慮した無落雪屋根にすることで解決できるので、信頼できる施工業者に相談してみましょう^^
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