日当たりよく、家を明るくする工夫
光の当たらない部屋や家で生活することは、よくない影響を与えてしまいます。
■衛生的に×
光が当たらないと、湿気が溜まってしまい、カビが生えやすい環境になってしまいます。
空気中にカビの胞子が待ってしまい、喘息などのアレルギーや病気の原因になることもあります。
■光熱費がかかる
火が当たらない家では、冷えやすいため光熱費がかかりやすくなります。
ランニングコストを考えると、いくら安い物件であっても負担は大きくなってしまいます。
■生活リズムが崩れる
日中は心身が活動し、夜は睡眠をするという体の生活リズムが失われてしまいます。
この体内時計は日の光を浴びることによってリセットされます。
■鬱状態になりやすい
環境が良くない中で生活リズムのバランスがととなわないと、ストレスが蓄積し、うつに近い症状が現れやすくなります。
以上の事柄から日の光はとても大事だということがわかります。
では、日当たりをよくし、家を明るくするにはどのような工夫が必要なのでしょうか?
◎窓の増設
小さな窓を多くつけるリフォームがとても人気です。
中でも好評なのは「天窓を設置するリフォーム」です。
また、一部の部屋にだけ光が入らないという場合には、日当たりが良い部屋に面した内壁に室内窓をつけるスタイルも有効です。
大きな窓をつけると、大規模な工事になり高額な施工費用がかかる上に、防犯対策も必要になってきます。
◎太陽光照明
屋根の上に取り付けた採光ドームが日中の日の光を利用して家の中を明るく照らします。
有害な紫外線はカットできます。
◎2階リビング
2階建ての住宅では、1階がどうしても暗くなってしまうため、2階をリビングにするご家庭が増えています。
日の光を浴びれることはメリットですが、バリアフリーには向いておらず、食事や集まりの度に2階へ登らなければいけないのがデメリットでもあります。
◎吹き抜け・中庭テラス
景色もよく、日当たりも良好なのでとても快適な暮らしができます。
ただし、吹き抜けや中庭の施工は難しく、定期的なメンテナンスが必要になるので要注意です。
◎壁紙・床の色を白で統一
お部屋の家具や壁紙・床などを白いもので統一させることで、お部屋の中が明るく感じます。
なるべく背の低い明るめの色のものを購入することでより開放的な空間になります。
◎障子風スクリーン・羽根タイプのシェード
一般的なカーテンよりも圧倒的に日の光が入りやすく、プライバシー保護の役目も果たしているので、とても有効的です。
おしゃれな見た目でもあるので、雰囲気作りにはもってこいです。
◎LED照明
通常の照明よりも明るく、耐久力があります。また、リフォームの必要がなく、すぐに始められる方法です。
今暮らしているお家の日当たりが悪いと感じている方は、まず詳しい業者を頼りましょう。
原因を誤解したまま窓を増設したり内装を変えてしまうと、せっかくの取り組みが無駄なものになってしまいます。
確実に解決できる方法を探りましょう。
快適な暮らしをするためには日の光が十分に当たる環境づくりは不可欠です。
適切な方法で改善し、より明るい住まいを手に入れましょう^^
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